お店がないので自宅の紹介をします。
こんにちは、ゆうが(@t_obenai)です。
近くの良いお店を紹介したいところですが、近くにお店が無いので自分の家の食事情を紹介します。
お店がない? 嘘つけ、と思われるのも嫌なので、証拠写真を貼ります。
宮崎のど田舎です。
家のまわり
窓から見た北側の景色
南側は雑木林
西側はクヌギだらけ
正直言うと、自分の家のご飯より美味しい食べ物になかなか出会えません。
友達の間で「美味しい美味しい」って評判でも、僕は「うーん、家の方が美味しいな」って思ってしまいます。
ずっとこの味で育ってきたから、という理由も大きいけど、やっぱり素材の良さも大きいですね。
どこで収穫されて、誰がどんな風に調理しているのかが分かるって非常に大きいんですよ。僕にとって。
料理を作る人の顔を知っているっていうのが最大の調味料だと思っています。うちのシェフは祖母ですね。
さくっと僕が好きな料理を紹介します。
しいたけの炭火焼き
さっきの証拠写真にあった、家の西側、クヌギの木を切って毎年しいたけの原木を作ります。ということで、家でしいたけがなります。
家のしいたけは肉厚すぎて嚙み切れません。それはまぁ溢れ出す肉汁の香ばしいこと。
醤油を垂らして焼いたら、その匂いだけでご飯が食べられるくらいですね。ちょっとこげた醤油が炭火の上に落ちてジュウウゥゥ~と言うあの光景。
しいたけが焼けるまで待つ、まだかまだか、という時間のこれまた長いこと。お月様でも見ながら食べると最高のひとときになりますね。
上に乗せる大根も、もちろん家で収穫できます。湯がいて食べても美味しい。
うちはドレッシングを買いません。だって野菜が甘いんだもん。
うちの野菜は付け合わせではなくて主役です。
蜂蜜
うちのハチさんの家。手作り。
明後日がちょうどハチミツ採集の日です。これは去年の写真。
年に10回は刺されます。愛情ってやつですね。
実はミツバチにも種類があって、みなさんがだいたいミツバチだと思っているのは西洋ミツバチなんですね。
うちにいるのは二ホンミツバチ。
僕たちが市販で買える蜂蜜の99.7%くらいは、この西洋ミツバチさんたちが作っています。
でも、うちのは二ホンミツバチ。
その蜂蜜の値段は、西洋ミツバチの蜂蜜の5~8倍ってところでしょうか。
百花蜜(ひゃっかみつ)って呼ばれています。百種類の花の蜜が混じっているので、その色は黒っぽいんです。
赤と黄と緑の絵の具を混ぜたら黒くなるような、あんな現象。
この箸の先、一滴だけなめただけで十分。その甘さたるや。一度この蜂蜜に出会ってしまったら、もう西洋さんの蜂蜜には戻れないですね。
しかも、うちは誰にも売らず家で消費するだけなので砂糖の代わりに料理に使います。料理のコク、ツヤ、味は深みを増して、体にも優しい。
言葉にできない嬉しさ。
イノシシとシカ
さぁて、極めつけはイノシシやシカの肉ですわ。
はっきり言います。よっぽど良い豚肉や牛肉でないとイノシシ肉には勝てません。
シカの場合は、マグロの大トロと互角かそれ以上ってところですね。
シカ肉をにんにく醤油につけて、それをアツアツのご飯の上に乗せて食べる。
口の中で勢いよくとろけ出すシカ肉がご飯に絡む絡む。甘い、旨い、とろける、甘い、熱い、とろける。旨い、の繰り返し。
あまりの旨さに、初めて食べた人は脳震盪を起こしますね。確実に。
ただ、よく「イノシシの肉は臭い」とか「シカ肉はクセがある」とかいう人がいますよね。でも、それって下処理が下手くそなだけです。
手間はかかるんですけど、しっかり処理をしてあげれば臭いもなく、小さな毛も残らず、最高級の食材になります。
最高の食材は最適な方法で調理してこそ、その輝きを放ちます。豚に真珠はもったいないですね~。非常に。
みかん
みかんも7種類くらいなります。僕はこれをちぎっておやつの代わりに食べるのが大好き。
これはゆず。絶妙な酸っぱさ。皮は刻んでそばのお共に。そばも自分で打ちますよ。
そこらへんのそば屋さんより絶対うまい。キャリア10年です。
ゆず風呂もできるし、絞ってジュースにもなる。万能選手ですね。ありがたや。
野菜
野菜はめったに買いません。
くり、かき、もも、あんず、食べきれないくらいなっています。山菜の天ぷらも美味しすぎて、この地以外での生活はできそうにありません。
推しはふきのとう。箸が止まりません。岩塩でね。
犬の散歩中につまむ野いちご♡